作品について
1回生後期に製作した処女作。
小川の流れる森の中に、地上1階、地下1階の週末住宅を計画します。
天気の良い日は、格子状の軒を通して心地よい風を感じ、雨の日は、霧のかかった河岸を広々とした1階テラスから見下ろし物思いに更けます。
秋になれば、吹き抜けのリビンク空間が木々によって色づけされます。小川のそばにあるあったかなお風呂で一息ついてると、雪解けの隙間から春の息吹を感じることでしょう。
河岸の崖を生かした、高低差を用いることで生まれた地上と地下をシームレスに結んだ空間が、森の中へ住宅を解き放ちました。